後頭神経痛
headache
頭部におきる神経痛、特に後頭部におきる 発作的な突くような痛みは 後頭神経痛の可能性があります。
後頭神経痛の特徴
- 発作的なさすような痛みが後頭部に生じる
- うずく痛みが発作が無い時期に持続する場合もあれば持続しない場合もある
- 後頭部に圧痛点がある
- 局所麻酔薬を用いた神経ブロックにより痛みが軽減する
後頭神経痛の診断基準に神経ブロックが盛り込まれているのは、治療が即ち診断につながる事を示しています。
原因と誘発因子
後頭神経痛の原因としては、神経に物理的な圧迫や炎症が生じることが多いとされています。
具体的な誘発因子として以下のようなものが挙げられます
- 首や肩の筋肉の緊張やこりによる神経の圧迫。
- 首の外傷や姿勢の悪さ。
- 変形性頚椎症や頚椎の異常。
- ストレスや疲労による血行不良。
また、特定の動作や状況が症状を悪化させることがあります。これには、長時間の同じ姿勢を維持することや、首の過度な動きが含まれます。
後頭神経痛の痛みを軽減し、予防するためには、適切な治療法とともに、これらの誘発因子を取り除くことが重要です。
神経ブロックとは
神経ブロックとは、治療目的とする神経やその周囲に局所麻酔薬を注入することで、神経の伝達を一時的に遮断し、痛みを軽減する治療法です。
後頭神経ブロック治療は、後頭部の慢性的な痛み、発作的な刺すような痛みに対し有効性が認められています。
後頭神経ブロックは、超音波検査ガイド下で行い、外来処置可能です。
注射後は十数分間安静にした後 日常生活に戻れます。
神経ブロック治療による症状の改善期間には個人差がありますが、一般的には効果が数日から数週間持続する場合が多いとされています。
後頭部の刺すような、突き上げるような発作的な痛みは後頭神経痛の可能性があります。頭痛外来でご相談下さい。
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