帯状疱疹ワクチンの診断と治療について

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帯状疱疹ワクチン

neuralgia

帯状疱疹ワクチン

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帯状疱疹ワクチンで帯状疱疹発症 帯状疱疹後神経痛移行へのリスクを減らす

帯状疱疹の原因と発症メカニズム

 帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で発症する病気です。このウイルスは、かつて水痘(水ぼうそう)に感染した人の体内に潜伏しており、免疫力の低下やストレスを契機に再活性化することで発症します。
その際、ウイルスは神経に沿って増殖し、皮膚に特有の水泡や痛みを引き起こします。この水泡は神経に沿って発生し、左右どちらか一方に帯のように広がるのが特徴です。
進行すると水泡が破れ、かさぶたとなりますが、この段階で治療が遅れると後遺症が残る可能性があります。
また、強い痛みは日常生活に大きな支障を及ぼし、特に高齢者の場合には長期間の影響が懸念されます。

帯状疱疹後神経痛のリスク

 帯状疱疹の治癒後も、多くの患者が「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる後遺症に悩まされることがあります。この状態では、皮膚の症状が治った後も痛みが残り、数か月から数年にわたって症状が続く場合があります。PHNのリスクは高齢者に多く見られ、特に60歳以上の人において発症率が高いことが知られています。この痛みは、通常の神経痛とは異なり、慢性的な苦痛や生活の質の大幅な低下を引き起こすことがあります。

発症リスクを高める要因とは

 帯状疱疹は高齢になるほど発症リスクが高まります。特に50歳以上では、免疫力の低下が主要な理由とされています。また、慢性的なストレスや不規則な生活習慣もリスクを高める要因です。さらに、免疫力が低下しやすい基礎疾患を持つ人や、HIV感染者など特定の免疫抑制状態にある人も注意が必要です。適切な生活習慣を心がけるとともに、ワクチン接種を取り入れることで、帯状疱疹及びその後の合併症のリスクを軽減することが重要です。

帯状疱疹ワクチンの種類とその効果

ワクチンの種類:生ワクチンと組換えワクチン

 帯状疱疹ワクチンには大きく2種類のタイプがあります。それが「生ワクチン」と「組換えワクチン」です。生ワクチンは水痘・帯状疱疹ウイルスを弱毒化したものを体内に投与する方法で、免疫を形成します。一方、組換えワクチンはウイルスそのものを使わず、ウイルスの抗原部分を人工的に作り出して使用します。この違いにより、効果と使用方法にも特徴があります。それぞれのワクチンは、帯状疱疹の予防だけでなく、帯状疱疹後神経痛の軽減にも寄与します。

シングリックスと弱毒生水痘ワクチンの比較

 代表的な組換えワクチンには「シングリックス」、生ワクチンには「弱毒生水痘ワクチン」があります。シングリックスは特に帯状疱疹の予防効果が高く、50歳以上の接種者で97.2%という高い予防率を示しています。70歳以上でも89.8%と効果が持続します。一方で、生ワクチンの効果は50-60%程度とされ、持続期間も短いです。ただし、生ワクチンの方が接種費用が比較的安価であるため、選択肢として検討されることがあります。

ワクチン効果の持続期間と接種頻度

 組換えワクチンであるシングリックスは、10年以上という長い持続期間が確認されています。2回の接種を必要としますが、一度接種すれば長期の効果が期待できます。一方、生ワクチンは1回の接種で済むものの、効果の持続期間はおよそ5-8年程度とされています。そのため、帯状疱疹リスクが特に高い年代では、シングリックスなどの組換えワクチンが推奨されることが多いです。

帯状疱疹後神経痛の予防における有効性

 ワクチンを接種することにより、帯状疱疹そのものの発症予防だけでなく、発症後に続く帯状疱疹後神経痛のリスクを大幅に軽減できます。特にシングリックスは、帯状疱疹後神経痛の発症リスクを著しく低下させる有効性が確認されています。帯状疱疹後神経痛の予防が重要視される理由は、痛みが数か月から数年にわたって続くことがあり、生活の質に大きな影響を及ぼすためです。

ワクチン種類 乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) 乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
接種回数 1回(皮下注射) 2回(筋肉注射)2回目は1回目から2-4ヶ月後
発症予防効果 64%(60-69歳)年齢とともに予防効果低下 90%以上 年齢による予防効果低下は ほぼ無い
帯状疱疹後神経痛予防効果 60歳以上 66.5% 50歳以上 100% 70歳以上85.5%
接種出来ない方 病気や治療で免疫機能が低下している方

50歳以上が考えるべきワクチン接種のメリット

高齢者における帯状疱疹リスクの低減

 帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症する病気であり、50歳以上、特に高齢者において発症リスクが高くなります。この疾患は、体内の免疫力が低下するにつれて発症しやすくなり、痛みを伴う水泡や皮膚の炎症といった症状だけでなく、帯状疱疹後神経痛のリスクも伴います。しかしながら、ワクチンを接種することで、帯状疱疹の発症そのものを大幅に抑えることができるため、リスク低減に重要な役割を果たします。

ワクチン接種がもたらす生活の質向上

 帯状疱疹になると、その症状や後遺症の痛みが日常生活に大きな影響を与えます。帯状疱疹後神経痛は特に慢性化することが多く、その痛みによって外出が制限されるなど、生活の質が低下することがあります。帯状疱疹ワクチンの接種によって、これらのリスクを予防することができれば、健康的で快適な生活を送ることが可能になります。特に定期接種を計画的に進めることで、不安を軽減し、自由でアクティブな日常を守ることが期待できます。

ワクチン接種時の注意点と接種タイミング

 帯状疱疹ワクチンには、生ワクチンと組換えワクチンの2種類があり、それぞれ接種スケジュールが異なります。基本的には50歳以上で適応ですが、組み換えワクチンについては「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者」にも適応あり。どちらのワクチンを選ぶかについては、自身の健康状態や生活スタイルに合った選択をすることが重要です。また、免疫不全の原因となる基礎疾患があったり抗がん剤や免疫抑制薬を服用している方は、生ワクチン接種が制限されることがあります。なお、50歳以上の方は帯状疱疹の発症リスクが高まります、適応をみたせば打ちたい時に打てばよいのではないでしょうか。

帯状疱疹発症後にもワクチンを打つことができます
帯状疱疹に複数回罹ることは まれではありません 帯状疱疹発症後に得られる免疫は年数を減るにしたがって、弱くなっていきます。
最初の帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛の治療が落ちついて 打てるタイミングで帯状疱疹ワクチン接種を検討されるのがよいでしょう。

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